トロンボーンの練習方法
唇をあたためる
楽器を組み立て終わったらまず唇を柔軟にするために軽く振動させます。
マウスピースだけでバジングしてもいいですが、僕はチューニングのBbから6番ポジションのFの音までスライドを伸ばしたり縮めたりして唇を温めます。(文字で書くとすごく難しいですが、音をだしながらスライドをフラフラさせているだけです(笑))
それをチューニングのBbスタート次にその下のF(1番ポジション)からC(6番ポジション)さらに下のBbから、みたいな感じで適当に唇が温まるまでやります。なんで7番ポジションまでいかないかって?腕が短いからですよ(笑)
嘘です。いける人は行ってください。中学生とか高校生でも小柄な人は届かないと思います。ですので6番ポジションで書きました。
リップスラー
さて唇は温まりましたね(なんか書いてて違和感のある言い回しですね(笑)
唇の準備ができたら僕はロングトーンではなくリップスラーをやります。
練習メニューは個人で考えればいいと思いますが、僕はロングトーンより先にリップスラー派です。
リップスラーはなるだけ大きな跳躍でやることを心がけています。
例えばローBbからハイBbまでを途中の倍音を通過しながら上がっていくという感じです(自分の語彙力のなさに呆れます・・・
もう言葉でつうじなさそうなので楽譜を紹介します。
僕はこの教則本を使って(もっと古いやつですが(笑)ずっと練習していました。
ロングトーンからリップスラー・タンギングまで網羅されてます。
元ネタは50年くらい前のものだと思うので歴史も伊達じゃないです。
話は脱線しますがこの本を教えてくれたのは僕にトロンボーンを進めてくれたトランペットを吹いているうちの父からでした。(現時点で66歳)その父が中学生の時に使ってたって言ってるんだからビックリですよね。
管楽器やってれば知ってなくちゃモグリ扱いされるレベルで有名な教則本です。最初は優しい楽器を始めたばかりの人でもできるレベルから始まり、最後は普通にちゃんと演奏しようと思ったらアマチュアレベルなら一生かかっても無理なんじゃないかというレベルまであがります。
話をもとにもどして
僕はリップスラーが大好きです。
効能がすごいんです。唇の柔軟性はあがるし、自分の音域を広げる効果もあります。ちょっと難しい表現になりますが、トロンボーンで音を変える時には知らず知らずのうちにリップスラーの技術をつかってるんです。言い換えれば音の変わり目がきれいな人はリップスラーが絶対できるんです。
まずはということで唇の温め方とリップスラーについて書きましたが、今度はロングトーンの方法、練習中に考えていることなどを書きたいと思います。
読んでいただいてありがとうございました(^^♪
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