【パニックを卒業する】「負けパターン」を自覚してプレッシャーを味方につける。静かな勝利と最高の家族時間の作り方
昨日は、施工現場で見つかった「ひび割れ」という現実にどう向き合い、天に任せる覚悟を決めるかというお話をしました。誰にでも、自分の力ではどうにもならない「綻び」に震える夜はありますよね。
そして迎えた今日。いよいよ運命の検査当日です。
「もし、ここで厳しく追求されたら?」
「準備した言い分は通じるだろうか?」
そんなプレッシャーの中で私を救ってくれたのは、意外にも「自分自身のダメな癖(負けパターン)」を冷静に分析する視点でした。今日は、仕事の重圧を鮮やかにかわし、一瞬で「優しいパパ」に切り替えるための心のスイッチについてお届けします。
「負けパターン」を知る者が、最後に笑う
朝、雨の音を聞きながら私は自分の心をスキャンしていました。
最近の自分を振り返ると、ある共通の「負けパターン」があることに気づいたのです。それは、「制限時間が迫るとパニックになり、自爆する」という展開。
「あと数分!」というタイマーの音に焦って、本来の力が発揮できなくなる。そんな自分の弱さを「これ、多いな」と自覚した瞬間、逆に心がスッと落ち着きました。
午後の現場検査。昨日の「ひび割れ」という火種を抱えながら、私はあえて「静観」を決め込みました。事前の戦略通り、専門家と情報を共有し、自分から余計なことは喋らない。
結果、検査官からひび割れへの指摘は一切なし。
まさに「沈黙は金」。戦略的な静止が、最高の勝利を連れてきてくれたのです。
しかし、リーダーの顔はここまで。
夜、家に戻ればそこには「パパ、これ見て!」と繰り返す小さなファンたちが待っています。
「こっち見ないで、笑っちゃうから(笑)」
歯が抜けた顔で一生懸命に話す娘の姿に、昼間の緊張感はどこへやら。
仕事では「100トンの資材」を動かす采配を振るいながら、夜は娘のために「手作りの算数と漢字の宿題」を作る。
「ラーメンの麺が黄色いのは、魔法の粉が入っているからなんだよ」
なんて雑学を披露しながら過ごす時間は、どんな大プロジェクトの完遂よりも、私の心を深く満たしてくれました。
プレッシャーをかわし、自分を取り戻す3つの「小さな知恵」
「自分を見失いそう」と感じるほど忙しいあなたへ、明日から試してほしいコツです。
自分の「負けパターン」に名前をつける
焦ったときに自分がやりがちな失敗(例:早口になる、確認を怠る)を分析し、「あ、今いつもの『タイムアップ・パニック』が来そうだな」と実況中継してみてください。客観視するだけで、脳の暴走は止まります。
「お化粧の法則」で待つ勇気を持つ
今日、現場でこんな言葉を交わしました。「アスファルトの下地が固まっていないのに上に載せるのは、お化粧と一緒。土台が大事」。
人間関係や交渉も同じです。焦って言葉を重ねるより、「土台(状況)が固まるまで何もしない」ことが、最良の解決策になることがあります。
「役割」を物理的に切り替える小道具を持つ
私は仕事が終わると、娘のピアノレッスンの段取りをしたり、宿題の問題を考えたりします。仕事のストレスを家庭に持ち込まないコツは、「誰かのための小さな作業」をあえてルーティンに組み込むこと。宿題を作る、レッスンの予約を入れる。そんな小さな「手仕事」が、リーダーの脳を父親の脳へ優しくスライドさせてくれます。
明日は、潮風に吹かれて「離島」の現場へ
「4月からは仕事がなくなるかも(笑)」なんて冗談を飛ばせるのも、自分の「負けパターン」を把握し、次の一手を常に考えているからこそ。
さて、明日は朝からフェリーに乗って、離島での工事本番です。生コン車の手配も完璧。あとは、現場を楽しみ、また夜に子供たちの「パパ、見て!」に応えるだけです。
皆さんの明日が、自分の「癖」を味方につけて、軽やかに困難を飛び越えられる一日になりますように。
それでは、また明日!
