皆さんは、朝起きた瞬間に「あ、これ不吉な予感かも……」という、妙にリアルな夢を見たことはありませんか?

私の今日は、そんな「虫の知らせ」への不安から始まり、国債の金利に一喜一憂し、最終的には「パパ大好き」という魔法の言葉に救われる……。一言で言えば、感情のジェットコースターのような一日でした。

今日は、そんな思索とカオスが交差した、とある平日の記録をお届けします。

「虫の知らせ」と、絶対零度の思考
朝、パチリと目が覚めた瞬間、胸の奥にザラリとした感触が残っていました。 夢の中に、しばらく連絡を取っていない知人のCさんが出てきたのです。以前、彼が体調を崩した時のことがフラッシュバックし、「まさか、何かあったんじゃ……」と柄にもなく物思いにふけってしまいました。

そんな不安を振り払うように、脳内ではなぜか物理学の豆知識が再生されます。 「絶対零度でも分子は完全に止まらない」。 私の不安も同じかもしれません。どんなに冷静になろうとしても、心のどこかで微かな「ゼロ点振動」が続いている。人間って、案外そんなふうにできているのかもしれません。

0.5%の壁と、40万円の夢
不安な気持ちを切り替えるため、私は数字の世界へ逃げ込むことにしました。 最近のマイブームは、投資戦略のシミュレーションです。

「銀行の定期預金で0.5%を狙うくらいなら、直接、個人向け国債の1.2%以上を狙ったほうが賢明だよな……」

電卓を叩きながら、年間配当40万円という「不労所得の城」を脳内に建設します。40万円あれば、家族で美味しいものが何回食べられるだろうか、なんて妄想している時が一番幸せだったりします。

……が、そんな皮算用をしていた私に、冷酷な現実が襲いかかりました。

「……待てよ。このお気に入りのガジェット、2個買ってるやん。」

最近愛用しているウェアラブルデバイス。なんと、手違いで2重に注文してしまっていたことが発覚したのです。1個で十分なのに、届いたのは2つ。 「ラッキー!」と思えたのは一瞬で、次の瞬間には「最悪……」という本音が漏れました。不労所得を増やす前に、まずは自分の「うっかり出費」を減らすのが先決のようです。

9時のデッドラインと、子供の鋭すぎる正論
夕方からは、いつもの「家庭内カオス」が幕を開けました。

「辛いの嫌い!」と叫ぶ夕食。 水しぶきが舞い上がるお風呂。 そして、時計の針が9時を回る直前の、あの独特の焦燥感。

「もう9時!寝るよ!」と号令をかける私に、娘が放った一言が突き刺さりました。

「パパはいつも『理由を言ってから説明しなさい』って言うのに、なんで私が理由を言ってるのにすぐ『寝なさい』って言うの?」

……う、痛いところを突いてくる。 子供の観察力と論理的思考、恐るべしです。パパのダブルスタンダードを瞬時に見抜く彼女たちの前では、ごまかしは一切通用しません。「はい、おっしゃる通りです」と心の中で白旗を上げつつ、なんとか布団へと誘導しました。

結び:弱さを強みに変える「定食屋」のように
寝る前、娘が耳元で「パパ大好き」と囁いてくれました。 さっきまでタジタジだった私のライフゲージは、この一言で瞬時に全回復。二重購入の悲劇も、夢の不安も、すべてがどうでもよくなる瞬間です。

ふと、以前耳にした「注文をよく間違える定食屋」の話を思い出しました。 「うちは間違えます」と宣言することで、弱みをユニークな強みに変えてしまったあのお店。

私の毎日も、同じかもしれません。 夢で勝手に不安になり、買い物でミスをし、子供の正論にタジタジになる。そんな「間違いだらけ」の日常ですが、それを丸ごと面白がってくれる家族がいれば、それはそれで「人気店」のような幸せな人生なんじゃないかな、と思うのです。

さあ、明日は二重に届いたガジェットの活用法でも考えるとしましょうか(笑)。

皆さんも、自分なりの「うっかり」を愛せる一日になりますように。 それでは、おやすみなさい。