【組織のルール】「なあなあ」な関係が不満を生む? 心地よいチームを作る「公平性の線引き」と、背中を押す勇気。
昨日は、子供の宿題を例に「時間の長さ」ではなく「やり遂げるタスク」に焦点を当てることで、自律心を育てるお話をしました。
しかし、一歩家の外に出ると、私たちはさらに複雑な課題に直面します。それは「組織やグループにおける公平性」です。 「仲良しだからいいじゃない」「今回だけは特別に」 そんな「なあなあ」な空気が、気づかないうちに真面目に取り組んでいる人のモチベーションを削っていることはありませんか?
今日は、趣味の音楽団体の運営や、娘のピアノの発表会への挑戦を通じて見つけた、「健全なコミュニティを維持するための線引き」と「挑戦を支えるマインド」についての知恵を共有します。
「ただ乗りは許さない」——厳しさの裏にある、仲間への深い敬意。
私の日常は、建設現場の泥臭い段取りから、キッチンカーの戦略、そして夜の音楽練習まで、常に「人と関わること」の連続です。
今日、私が強くこだわったのは、所属する音楽団体における「ゲスト参加のルール」でした。 練習を積み重ねてきたメンバーがいるパートに、外部から「友達だから」という理由だけで安易に人を呼ぶ。一見、賑やかで良さそうに見えますが、私はそこに強い違和感を覚えます。
「足りている場所に安易なゲストは不要。ただ乗りは許さない。」
この言葉だけを聞くと、私が非常に厳しい人間に思えるかもしれません。しかし、私の本意は「今、その場で汗をかいている仲間の価値を守ること」にあります。ルールを曖昧にすることは、真剣に取り組む人への最大の不敬になるからです。
そんな「組織の質」に向き合った夜、家ではまた別の「質」に向き合うドラマがありました。 長女が、先生不在という心細い状況の中、「ピアノの発表会に一人で出る」という大きな決断を下したのです。
「一人でもやる。」
その小さな背中を見守りながら、私は組織における「厳格なルール作り」と、個人に対する「無条件のサポート」は、実は同じ根っこから生じているのだと気づきました。
「なあなあ」を防ぎ、最高のチームを作るための3つの知恵
組織運営でも、家族のサポートでも、私たちが明日から意識できる「考え方のコツ」です。
「公平性のフィルター」を常に持つ 何かの特例を認めそうになったとき、「これは毎日頑張っているメンバーに対しても、胸を張って説明できるか?」と自問してみてください。ルールを厳格に運用することは冷たさではなく、「頑張っている人を守る盾」になります。
「今日一」のパフォーマンスに集中する環境作り 今日の練習で私が意識したのは、細かなニュアンスまで徹底的に突き詰めることでした。なあなあな関係を排した先には、妥協のない「質の追求」が待っています。「ここまでやるのか」という共通認識が、チームの誇りを生みます。
「自立した挑戦」には具体的な伴走を 娘が「一人でやる」と決めたとき、私はそれを「立派だね」と褒めるだけでなく、具体的な練習時間の確保や見守り体制を考えました。挑戦を促すなら、「孤独にさせないための段取り」までセットで提供するのが、真のサポートです。
「大人の宿題」は、未来への種まき。
一日の終わり、私はキッチンカーのテレビCM展開や、新しい収益モデルについて、深夜まで思考を巡らせていました。 地元のローカル有名人とコラボし、自分たちの音楽と食を掛け合わせる。そんな「まだ誰もやっていないこと」にワクワクするのは、私が組織や仕事に対して常に「質」を求めているからかもしれません。
大人の宿題は、目の前のタスクをこなすだけではありません。 「信念を貫き、次世代が挑戦しやすい土壌を耕すこと」。
明日は近隣の街での大切な打ち合わせが控えています。 自分の信念を言葉にし、仲間に伝え、そして娘の勇気を全力で支える。そんな「心地よい忙しさ」を噛み締めながら、眠りにつきたいと思います。
皆さんの明日が、大切な人との間に「誇りある境界線」と「温かなサポート」を両立できる一日になりますように。
それでは、また明日!
