昨日は、事業を大きくしたいという野心と、早期リタイア(FIRE)して身軽になりたいという願いの間で揺れる、リーダーならではの葛藤についてお話ししました。

しかし、自分の時間を守ろうとすればするほど、どうしてもぶつかってしまう壁があります。それは、「自分以外の誰かが、勝手に物事を進めてしまう」こと。

「お前がやれと言われたから引き受けたのに、なぜ相談もなく計画を変えるのか?」 そんな「納得感の欠如」に直面したとき、私たちの心はどうしても波立ってしまいます。今日は、多忙な現場仕事と家庭の温かさ、そして組織運営でのフラストレーションが混ざり合った1日から、「思い通りにいかない他者」とどう向き合い、自分の主導権を取り戻すかという知恵を共有します。

「誰が責任を持っているのか?」という透明性なき怒り。


今日の私の始まりは、少しばかり「苦い味」がするものでした。 ある趣味のグループで、私が責任を持って進めていた練習計画が、いつの間にか、そして私の知らないところで変更されていたのです。

「自分に任せると言ったはずなのに、なぜ一言の相談もないのか?」

合理的に物事を進めたい自分にとって、責任の所在が曖昧になり、プロセスが不透明なまま決定が上書きされることは、何よりのストレスになります。自分が「仲間」として尊重されているのか、それとも単なる「駒」なのか。その境目が見えなくなる不安が、朝の時間を支配していました。

しかし、仕事の現場に出れば、そんな感情に浸っている暇はありません。 大規模な舗装工事の現場では、資材の品質が想定以上に硬く、「このままでは綺麗な仕上げ(すり付け)ができない」という技術的なトラブルに直面。さらに、近隣の某施設からの急な補修依頼。

資材をどう調整するか、明日の朝7時からの段取りをどう組み直すか……。 次々と降りかかる「解決すべき課題」に没頭しているうちに、不思議と朝のイライラは、プロフェッショナルとしての冷静さに取って代わられていきました。

そして夜、帰宅。 そこには、昼間のトラブルも、朝の不満も知らない子供たちが待っていました。 「パパとテレビ見れるもん!」と無邪気に喜ぶ笑顔。ゲーム機をめぐる微笑ましいきょうだい喧嘩。 「パパが作ったお家、壊さないでね」と子供に語りかけながら、私は「自分が主導権を持って守るべき場所は、ここにあるのだ」と、ふっと肩の力が抜けるのを感じたのです。

「計画変更のストレス」を解消し、納得感を取り戻す3つのコツ


自分の声が届かない、あるいは軽視されていると感じたとき、明日から試してほしい考え方のコツです。

「怒り」の正体は「透明性の欠如」だと見抜く あなたが腹を立てているのは、変更そのものではなく「相談がなかったこと」ではないでしょうか。人は「自分の知らないところで何かが決まる」ことに強いストレスを感じます。その不満をぶつける前に、まずは「決定に至ったプロセスを確認させてほしい」と、情報の開示を求めることから始めましょう。

感情の「損益分岐点」を見極める コミュニティ運営などで、「これ以上は自分の心が擦り減るだけだ」と感じたら、一旦その場所から距離を置くのも一つの手です。今日私が子供たちの笑顔に癒やされたように、「自分が確実にコントロールでき、愛されている場所(家庭や本業)」に意識を戻すことで、外部の摩擦によるダメージを最小限に抑えられます。

「一言相談」をルール化する提案をする 次に同じことが起きないよう、責任者に働きかけましょう。ただし感情的にではなく、「責任の所在をはっきりさせ、無駄な混乱を防ぐために、変更時はまず担当者に一言入れるという運用にしませんか?」と、組織全体の利益になる形(合理的な提案)で伝えるのが、大人のコミュニケーションです。

「パパと見れるもん」という報酬。


一日の終わり、子供の宿題の音読を聞きながら、私は思いました。 仕事のトラブルも、組織の摩擦も、すべては「より良くしたい」という向上心があるからこそ生まれるもの。でも、そのすべてを自分の思い通りにコントロールすることは不可能です。

それでも、自分が作った小さな「家」を大切に守り、子供と一緒に笑える時間があれば、人生の主導権は決して失われてはいません。

さて、明日は朝7時から某所でのアパート舗装工事。急遽決まった保育施設の補修も控えています。 資材の品質問題にも、工場側としっかりと向き合って、納得のいく仕上がりを目指すとしましょう。

皆さんの明日が、誰かの「勝手」に振り回されず、自分で決めた一歩を誇れる日になりますように。

それでは、また明日!