昨日は、家族での行き先が決まらずに「結局どこにも行けなかった休日」が、実は新しい家電を迎え、家族の絆を深める「最高の充電日」になったお話をお届けしました。

しかし、充電が終われば再び戦場(日常)が待っています。今日、私の前に立ちはだかったのは、避けては通れない「ひび割れ」の問題でした。

「完璧にやったはずなのに、綻びが見つかった」
「組織の運営がスムーズにいかず、自分だけが空回りしている気がする」

今日は、目の前の欠陥や組織の停滞という「ひび割れ」に直面したとき、どう心を整え、誠実なリーダーシップを発揮するかについて、私のライフログから知恵を絞り出します。

30箇所のひび割れと、天に任せる覚悟


朝、現場に立つ私の目に飛び込んできたのは、予想以上に増えてしまった舗装のひび割れでした。その数、30箇所以上。プロとして、これを見るのは本当に胃が痛む思いです。

でも、ここで「隠す」選択肢はありません。私はすぐに専門家(材料の供給元)を呼び、戦略を練りました。これは施工ミスなのか、それとも下地の性質による不可抗力(リフレクションクラック)なのか。

「喧嘩はしない。でも、堂々と技術的な根拠を話そう」

そう決めてから、私は自ら補修作業に汗を流しました。すべての傷を消すことはできません。でも、「目立つ部分を自分の手で直す」というアクションは、相手(役所)に対する何よりの誠意の表明になります。やるだけのことはやった。あとはもう、天に任せる。そう思えたとき、ようやく呼吸が楽になりました。

一方で、私の心をもう一つ「ひび割れ」させていたのは、所属している楽団の運営でした。
「みんなで話し合おう」と言えば聞こえはいいけれど、結局何も決まらずに時間だけが過ぎていく。

「不満があるなら、来年は君が実行委員をやってくれ」

それぐらいの強いリーダーシップ(トップダウン)が必要なんじゃないか。そんなもどかしさを抱えながら、私は明日の「離島プロジェクト」の段取りを淡々と進めました。

そんな緊張感あふれる一日をふっと緩めてくれたのは、仕事の電話を切った直後の、娘の小さな冒険でした。
「パパ、一人で外に出ちゃった……」
危なっかしくて目が離せないけれど、その一瞬で私は「厳しい現場監督」から「ただの心配性なパパ」に強制送還されます。この切り替えこそが、私の「心のひび割れ」を防ぐ一番の補修材なのかもしれません。

「綻び」を見つけたときに、自分を守り信頼を築く3つのヒント


仕事でも人間関係でも、何かがうまくいかなくなった時に役立つ考え方です。

「誠意」は見せ方で決まる
完璧な修復が不可能なとき、すべてを直そうとして中途半端になるのが一番の悪手です。「ここは私たちが責任を持って手直しします」と、目に見える一点に全力を注ぐこと。その「姿勢」を見せるだけで、相手の評価は「不信」から「信頼」へと劇的に変わります。

組織には「責任ある逃げ道」を作る
全員の意見を聞きすぎて停滞する組織には、あえて強い決定権を持たせましょう。ただし、決定に従う代わりに「不満がある人は次期リーダーの候補になる」というルールをセットにします。これで「文句だけ言う人」を減らし、建設的な議論の土俵を作ることができます。

「人事を尽くして天に任せる」という呪文
準備を完璧にし、できる限りの手直しをしたなら、それ以上の心配は時間の無駄です。特に高いプレッシャーがかかる場面では「俺ができるのはここまで。あとは天に任せる」と口に出してみましょう。言葉にすることで、脳が「この件は終了」と認識し、次のタスクへ集中できるようになります。

明日は、海を越えて「淡島」へ


ひび割れを見つめて溜息をつく時間も、娘を追いかける微笑ましい時間も、すべては私という人間を形作る大切なピースです。

さて、明日は朝からフェリーに乗って離島の現場へと向かいます。天候は晴れ。資材の到着は朝8時半。
仕事の緊張感も、島へ向かうちょっとした旅情に変えて、楽しんできたいと思います。

皆さんの明日が、目の前の小さな「ひび」を恐れず、自分らしい誠実さで塗り替えられる一日になりますように。

それでは、また明日!