【手放す勇気】「自分にしかできないこと」に集中して、成果と心の余裕を両立させる技術
昨日は長距離の旅路を終え、心身ともにリフレッシュした感覚がありました。しかし、日常に戻れば待っているのは、溢れんばかりのタスクと家族との賑やかな時間です。
私たちはつい、「自分がやったほうが早い」「自分が責任を持って完璧に仕上げたい」と、あらゆることを抱え込んでしまいがちです。でも、それではいつか限界が来てしまいます。
今日は、多忙な現場管理と家庭、そして趣味の音楽活動を通じて見えてきた、「健全な手放し」と「独自の価値」の残し方についてお話しします。
現場の段取りと、娘の小さな決意
朝、キッチンで子供が卵の殻を一生懸命に剥いている姿を眺めていました。普段なら「貸して、パパがやるよ」と言いたくなるところですが、ぐっと堪えます。やがて「つるんと剥けた!」と輝く笑顔を見た時、ふと仕事のことが頭をよぎりました。
日中の仕事は、建設現場の工程管理。複雑な段取りや書類整理が山積みです。私は常々、「自分が下に仕事を譲っていったとしても、結局自分にしかできない仕事が最後に残ってくる」という信念を持っています。自分が現場の細かな作業を抱え込みすぎると、経営者としての「リスクを取る判断」や「新しい事業の構想」に時間が割けなくなるからです。
夜、ピアノの発表会を控えた娘と話をしました。指導者が不在という心細い状況でも、彼女は「一人でも出る」と決意していました。「だって、頑張った先にご褒美があると思うから」という純粋な動機。
一方で、私自身の趣味である楽器の練習では、思うように吹けない自分にイラ立ちを感じる瞬間がありました。でも、そこで気づいたのです。完璧に吹くこと(コントロール)に執着するあまり、音楽の本質である「表現」を忘れていたのではないか、と。
仕事では「仕組み」に任せ、家庭では「成長」を見守り、音楽では「リカバリー」を信じる。このバランスが、充実した一日を作る鍵でした。
明日から楽になる「思考のスイッチ」
多忙な日々の中で、自分を擦り減らさずに成果を出すための3つの知恵をご紹介します。
「委任」は自分の価値を研ぎ澄ます作業 仕事を誰かに任せることは、決して無責任ではありません。むしろ、任せることで「自分にしかできないコアな仕事」を浮き彫りにするプロセスです。自分が動かなくても回る仕組みを作ることは、組織にとっても自分にとっても成長の証です。
「リカバリー」を前提に置く 演奏でも仕事でも、最初から最後まで完璧を目指すと、一つのミスで心が折れてしまいます。「下振れした時に、どうリカバーするか」に意識を向けると、本番の緊張は「心地よい集中」に変わります。
「見返り」を素直に認める 娘が「ご褒美があるから頑張る」と言ったように、大人も自分への報酬を明確にして良いのです。それが「美味しいお酒」でも「家族の笑顔」でも構いません。動機をシンプルにすることで、迷いが消えます。
あなたはもっと「自由」になっていい
何でも一人で背負い込む姿は立派ですが、時には周囲を信頼し、役割を譲ることで、あなたにしか描けない「未来の図面」が見えてくるはずです。
「ただ乗りは許さない」というプロとしての厳しさを持ちつつも、任せられる部分は軽やかに手放していく。そんな「しなやかな強さ」を目指してみませんか?
明日は、今日新しく閃いた「新しいメニューのアイデア」について、具体的な一歩を踏み出すお話をしようと思います。
あなたの明日が、今日よりも少しだけ軽やかなものになりますように。
