【休日のビデオ係】家族のために動く一日が、最高の「自分への投資」に変わる記録の魔法
昨日は、25年続けた役割を卒業し、不満を言うよりも「自分で新しい環境を作る」という情熱についてお話ししました。古い自分を脱ぎ捨てて、新しい一歩を踏み出す瞬間の高揚感。それは何物にも代えがたいものです。
しかし、新しいステージを創る一方で、私たちは日常の「大切な役割」も抱えています。 「せっかくの休日なのに、家族の用事で一日が終わってしまう」 「自分の練習(趣味)もしたいけれど、パパとしての任務も山積み……」
今日は、中学校の演奏会でビデオ係に徹し、夜は炭火を囲んだある日曜日のエピソードから、誰かのために動く時間を「自分の幸せ」として昇華させるための知恵をお届けします。
日曜日の電話と、テセウスの船
日曜日の朝、静寂を切り裂く一本の電話。 「なんで日曜日に仕事の電話がかかってくるかな……」 思わず心の声が漏れました。建設現場の地盤の固さを気にする「監督」の顔に引き戻されそうになりますが、今日は大切な家族の日。グッとこらえて、まずは自分のための時間——楽器の練習に没頭しました。
「あぁ、このフレーズの音が滑っているな」「アタックが甘い」 自分の音を冷静に分析する時間は、経営者でも父親でもない、ただの「表現者」としての自分を取り戻す儀式です。
午後は一転、中学校の体育館でビデオカメラを回す「撮影スタッフ」に。 ファインダー越しに見る子供たちの成長。一生懸命なステージ。かつて自分が立っていた場所に、今は別の世代が立っている。
朝、音声メディアで聴いた**「テセウスの船」**という哲学的な問いが頭をよぎりました。 「船の部品をすべて新しく入れ替えたら、それは同じ船と言えるのか?」 私たちも、1年で体の原子のほとんどが入れ替わると言います。パパとしての私、監督としての私、演奏者としての私。役割(部品)はどんどん入れ替わっても、この「今を大切にしたい」と願う核の部分だけは、ずっと同じ船のままなのかもしれません。
夜は自宅の庭でバーベキュー。 「パパと一緒にお風呂に入りたい!」と甘える次女。 私の代わりに飲み物をおねだりしてくれるようになった長女の成長。 準備から片付けまで、慌ただしくも笑い声が絶えない時間は、日中の「ビデオ係」という任務への、最高のご褒美でした。
「自分の時間」と「家族の役割」をハッピーに両立させる3つの知恵
役割が多すぎて「自分」がどこかに消えてしまいそうなとき、試してほしい考え方です。
- 「記録」を「能動的な楽しみ」に変える 単なる「ビデオ係」と思うと疲れますが、「自分にしか撮れない最高の映画を作る監督」だと思ってカメラを回してみてください。被写体(家族)の小さな変化に気づけるようになり、義務感が「発見」の喜びに変わります。
- 「阪神園芸」のプロ意識を日常に 今日、グラウンド整備の職人技(阪神園芸)の凄さを知りました。泥沼を30分で完璧に戻す「神業」。これを私たちの休日にも応用しましょう。BBQの準備も仕事の電話対応も、「短時間で完璧にこなすプロ」になりきって楽しむこと。スピード感が生まれると、その分「自分の時間」という余白が生まれます。
- 子供の「流行語」を面白がる余裕を持つ 「ベイビー出すベイビーは?」と、次女が謎のフレーズを連呼していました。大人の理屈では理解不能ですが、それを一緒に笑える余裕こそが、アイデンティティを保つ秘訣です。「意味のない時間」を全力で面白がることが、パンパンになった脳を一番優しくリセットしてくれます。
明日は、再び「地盤を確かめる」月曜日の朝
一日の終わり、娘からの「パパ大好き」という直球の愛情表現に勝る報酬はありません。
さて、明日は月曜日。2トンダンプで現場に入り、地盤が施工できる固さになっているか、文字通り「自分の足」で確かめに行く日が始まります。週末にたっぷり浴びた家族のエネルギーをガソリンにして、また力強くハンドルを握っていこうと思います。
皆さんの明日が、どんな役割を演じていても、心の真ん中には「ワクワク」が灯っているような、素敵な一日になりますように。
それでは、また明日!
