【心のひび割れ、補修完了】「急かさない」勇気がチームと家族を救う? 25年の節目に気づいた「楽しむ」ことの真価
昨日は、プロの完璧な演奏よりも、遊具を渡りきった娘の「小さな勇気」にこそ心が動かされるという、表現の本質についてお話ししました。技術や正論よりも、そこに「血が通っているか」が大切なのです。
しかし、現実は非情です。
「自分はこんなに必死なのに、周りはのんびりしている」
「いくつもの役割を掛け持ちして、心がパンパンで爆発しそう」
今日は、25年続けた地域活動からの卒業と、リーダーとしての葛藤。そして、そんなピリついた空気を一瞬で変えた「焼肉屋での一言」から、自分も周りも楽にする「心の余白」の作り方を共有します。
卒業スピーチと、アイスを急かされる娘
今日という日は、私にとって一つの時代の終わりでした。
20代から25年間、情熱を注いできた建設業界の若手組織。その卒業式で、私はこれまでの歩みを振り返り、仲間たちと感謝を分かち合いました。
一つの役割を終えた感慨に浸る間もなく、私は「パパ兼ママ」の顔に戻ります。多忙な妻を支え、家事をこなし、子供たちの「パパと一緒に遊びたい!」という切実な願いに応える日々。
さらに夜は、楽団の練習をリード。指揮者不在の中、自ら前に立ちますが、そこで再び「温度差」の壁にぶつかります。
「やる気のない人を動かすのは、やっぱり下手くそだな……」
仕事なら「できる奴を少数精鋭で集める」という合理的な判断ができますが、趣味や家庭ではそうはいきません。
そんな私の凝り固まった心を解いてくれたのは、練習後の家族での焼肉でした。
デザートのアイスを食べている娘に、誰かが「早く食べなさい」と急かしたとき、私は思わずこう言いました。
「急かされたら、飯がまずいわって言ってやれ(笑)」
「牛の血?」なんてタレを見て不思議がる子供の純粋な疑問や、焼肉のアイスにハートを見つける感性。そんな「無駄」に見える時間こそが、実は一番贅沢で、明日への活力になるのだと再確認した瞬間でした。
「空回り」を止めて、自分も周りも笑顔にする3つの知恵
役割が多すぎて息切れしそうなとき、ぜひ試してほしい考え方です。
「やる気」を操作しようとしない
相手のモチベーションを変えるのはプロでも至難の業です。自分だけが熱くなって疲れるくらいなら、「どうすればうまくいくか」という仕組み(PDCA)を作ることに専念しましょう。感情ではなく「道筋」を示すことで、相手は自然と動きやすくなり、あなたのストレスも激減します。
「急かさない」という最高のトッピング
「早くして!」という言葉は、食事も仕事も趣味も、すべての味を台無しにします。あえて「急がない時間」を確保すること。その余白が、娘が見つけたアイスのハートのように、思いがけない発見や成長を連れてきてくれます。
自分が一番「遊ぶ」リーダーになる
「最近、自分自身が楽しめていないな」と感じたら、赤信号です。リーダーが深刻な顔をしていれば、チームも家庭もどんより沈みます。技術や成果を求める前に、まず自分が新曲の譜読みにワクワクしたり、キッチンカーの新作を妄想したりすること。あなたの「楽しそう」は、どんな指示よりも人を動かします。
明日は、3月の「挑戦」を書き出す朝
25年間の活動を終えた私の手元には、新しく自由な「スペース」ができました。
そこにどんな「ワクワク」を詰め込むか。難易度は高いけれど「できたら絶対かっこええ」新曲への挑戦、あるいは離島での新しいプロジェクト……。
皆さんの明日が、誰かに急かされることなく、自分の「大好き」にまっすぐ突き進める一日になりますように。
それでは、また明日!
